あなたのその身体のなかには、400の筋肉と200の骨と200の関節が配置され、 それを結ぶための神経ネットワークが神業のごとく張り巡らされています。
それらすべてのパーツを意のままに操り、スピード感と力強さと良好なバランスを そのプレーの中で実現できるようになるのは並大抵のことではありません。
残念なことに、せっかく優れた装備を用意できているにもかかわらず、 その使い方を理解していないために、充分に力を発揮できないまま選手寿命を終えてしまうケースも少なくないのです。
ただご安心ください。われわれはこの全身のたくさんのパーツを束ね一括操縦できるコントロールレバーが、身体のある部分に備わっていることを突き止めました。
“それは骨盤の奥に眠っていたのです”
テニスにおける、フォアハンド・バックハンドなどのストローク、サービス、ボールへの素早い反応であるクイックネス・・・などの基本ボディーワークは、この骨盤の中のコントロールレバーによって、巧みに操作することができます。世界のトップレベルのプレーヤーは、その強烈な個性の陰に隠れてはいるものの、みなこの骨盤の基本操作に関しては共通部分があったのです。
いえ、けしてトッププレーヤーやコーチ達が隠していたわけではありません。発見が遅れただけなのです。人類の歴史600万年。にもかかわらずこのコントロールレバーがみつかったのは、なんと21世紀に入ってからでした。
言い方を替えれば、それを使いこなしている当のトッププレーヤー自身も、それを使いこなしている意識自体はなかったのです。要するに、彼らは本能的に使えていたと言うこと。かってに使えているプレーヤーだったからこそ、今の成功がある。そう考えた方が正しいかもしれません。
そしていま、ついにそれは見つかりました。誰もがみな、自分自身の身体の複雑なネットワークを、たった一つレバー操作のみで自由自在に操ることが可能になる時代が来たのです。
21世紀の体幹トレーニングは強靱なコアを手に入れるだけに終わらず、それをより柔軟でしなやかに、そして足の先端をムチのごとく操る術を磨く方向へと発展していきます。もちろん、あなたにしかないその個性はそのままに・・・です。あなたのその身体のなかには、400の筋肉と20の骨と200の関節が配置され、それを結ぶための神経ネットワークが神業のごとく張り巡らされています。
上達屋は野球専門工房?・・・と思っていませんか?
それは、半分正解で半分は誤りかもしれません。たしかに、スタートした30年前、上達屋は野球選手のための道場でした。ところが、2006年の【クオ・メソッド】の開発によって様相が一変します。
この上達メソッドを習得することで、野球選手の”投げる・打つ”のパフォーマンス向上だけにとどまらず、陸上選手の走る・跳ぶなどの記録更新に、またテニスやサッカーやラグビーなどの球技系選手の”ストロークワークを改善”し”敏捷性を向上”させ、”運動センス”を引き上げる効果があることが判明したのです。
上達屋はテニス選手のサポートを強化します。
2011年に「テニスマガジン」誌上で、「骨盤力=【クオ・メソッド】」を用いてサービスやフォアハンドなどのストローク技能を向上させようという企画がスタートしています。また翌2012年には、手塚一志がテニスマガジン誌が運営する「テニス部・オンコート」という公開レッスンに講師として参加。
70名のテニスプレーヤーが、同時に【クオ・メソッド】習得にチャレンジし、その結果「腰のキレが良くなり、ラケットがヒュンヒュン走る感覚」を手に入れようというオンコートレッスンがスタートしました。
このレッスン後にラリーを行ったプレーヤーの感想は、
「腕がかってに振られるようだった」
「骨盤の分割の仕方がはじめて理解できた」
「腰の動きがコンパクトでシャープになった」
「明らかにスウィングスピードが増した」
という解答が多く、、約90%の方々から、ストロークスピードが増し打球が速くなったという好感触を得ました。
「ストローク(サービス・フォア・バック)」&「クイックネス」の向上
このムーブメントは、亜細亜大学テニス部監督の堀内昌一先生との出会いから始まりました。
わが国のサービス研究・指導の第一人者である堀内先生。先生がテニスマガジンの青木編集 長と共にわが上達屋を訪ねてくれたのが2010年のことでした。 これを機に、上達屋のテニスムーブメントは一気に加速します。
堀内先生はこうおっしゃいました。
「サービスを良くするための研究と実践を続けてきて最近思うことがある。ボールを投げる動作ができない(上手くない)プレーヤーは、あるところまでは行くがその後伸びが止まってしまう」。
つまり、”ラケットワーク”以前に”ボディーワーク”を用意しなければならない重要性に気付いた。だから、野球専門の工房に興味を持ったというのです。
実は、ボクも堀内先生と同じことを野球界や他のスポーツ分野で感じていました。
ピッチングでいえば、いくら投げ込みをやっても下半身と上半身がバラバラに動くピッチングでは、理に適う投げ方は身に付いていかず、スタミナは付いてもパフォーマンス自体は上がってこないということを経験上知っていたのです。
また、【クオ・メソッド】を開発したあと増えて来ていたラグビー・サッカー・陸上競技などでの仕事を通じても、「技術練習の前に、理に適うボディーワーク習得必要なプレーヤーがたくさんいるではないか。そちらの方があとあと伸びるはず!」という思いに確信を持ちつつありました。
なので、この堀内先生との出会いはまさにシンクロニシティ現象。
テニスの世界にも同じことを考えていた人がいたのです。その後、亜細亜大学テニス部の森稔詞コーチを含めた、ボディワーク習得によるテニス技能向上を目的としたコラボレーションが動き始めました。
上達屋でのレッスン(コーディネート)は、PC(専属スタッフ)によるマンツーマンスタイルで行います。
マンツーマン制と数十名がいっせいに受講するグループレッスンとの違いは、まさに「あなただけのための時間」。ボディーワーク提供の専門スタッフが、時間内はあなたに付きっきりで細部に渡って細かいコーディネートを行います。
マンツーマンクローズドスタイルだからこそ実現できる、オーダーメイドコーディネートを体験してみてください。
はじめて骨盤力の威力を体験するという方には、テニスマガジン誌で紹介されたテニスのストローク改善を目的としたドリル「ジャイロ400」がお薦めです。
30分間の間に、野球のボールを400球投げ込みます。100球ごとにスタンスのセッティングを変えていき、4セットで合計400球です。
ジャイロ(回転)のネーミングは、ある単調なリズムとテンポでこの連続反復投げ込みをやっている内に、身体の中に”芯”が入ったような感覚が浮き上がり、その芯を中心に全身が軸回転運動をはじめる身体感覚が芽生えることから付けました。
別名「骨盤力」。 身体には400の筋肉、200の骨、200の関節があり、 それらを縦横無尽に走る運動神経がつなぎ合わせ、中枢系の指令によって操っています。
【クオ・メソッド】は、この身体操作のコントロールレバーが骨盤の中のある部分に 存在すると考え、その操作術を身に付け磨き続けることで、ヒト本来の理に適ったボディーワークを手に入れようとする試みです。
「ジャイロチャレンジ」とこの【クオ・メソッド】体操との違いは、より根本的な身体操作が 手に入る【クオ・メソッド】に対し、「ジャイロチャレンジ」骨盤操作とラケット操作を結びつける中間にある基本的スウィングまたはストローク動作の訓練の位置づけです。
順番から言えば、
「正確なクオなくして、ジャイロチャレンジの効果なし」
「正しいジャイロチャレンジなくして、ストローク改善なし」
【クオ・メソッド】は全部で5段階に分かれています。最短なら、5回の受講で習得可能です。 急がば廻れ。せめて第1段階の「骨盤準備」だけでも体験して「ジャイロチャレンジ」に活かし、それをあなたのテニスに応用してください。
理に適ったカラダの操り方を磨く調整(訓練)法「kirekire体操」。
この「kirekire」は、全てのアスリートのパフォーマンスを引き上げる効果が期待できます。
上達屋の最強コンテンツである【クオ・メソッド】の中の重要な一部であり、また手塚一志いわく「もっとも安全かつ的確に、さらには最短時間で選手の持っているポテンシャルを引き出すことのできる「kirekire」。
野球はもちろん、全てのスポーツ種目に転用可能なスペシャル体操として、ラグビー日本代表、プロ野球選手、ボクシングチャンピオンらに提供してきました。
このように感じているプレーヤーに最適です。
「早い選手ならば、10回程度の落とし込みで、理に適ったカラダの操り方を習得できるでしょう・・・(手塚)」
「計8種目の所要時間は最初は20分程度要することも。回数を繰り返すごとに2人の呼吸がそろいはじめスムーズに流れるように進みます。
100回以上の回数を継続したラグビー日本代表選手では、最終的に4分以内に消化できるようになったケースも・・・(手塚)」
やればやるほど磨きが掛かる”キレとスピードと正確性”。
パフォーマンス・コーディネーターが、その選手にとっての最適の負荷・ 強度・回数・角度を調整し、あなたにとっての最大の効果を引き出します。
すでに会員の方は「予約時間の中で一度kirekireを試してみたい」とスタッフにご相談ください。現在のピッチングやバッティングなどの技術練習の間にサンドイッチするように混ぜ込むことで、滑らから導入を計ります。
また「体験コース」をとお考えの方は「kirekireを試したい」とお電話でおっしゃっていただければ、スタッフが対応いたします。
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