O君 シニア4番の大役をみごとゲット!


上達屋歴7年のO君。
3年生となる最後のシーズンの5月に、所属しているシニアチームの4番打者の座を射止めました。

はじめて上達屋の門をくぐったのは、小学校3年生の時。
すでにこの頃から打球の飛距離は折り紙付き。
担当するキムPCとの相性もピッタリで、順調に打者としての才能を伸ばして行きます。

ところがシニアに上がった頃から思い通りのバッティングができなくなっていました。
好きなインコースを待って大きな当たりを飛ばすことはできても、アウトコースの変化球に付いていけない
状態が続いたのです。

しかも、シニアともなれば、当然投手のコントロールやボールのキレも上がってきます。
O君は「ゲームで本来のバッティングができてない」ことをずーっと悩んでいました。

「一度、BOSS(手塚さん)のメンタルを受けてみるか?」
苦しんでいるO君になにかきっかけをと考えていたお父さんは、手塚が担当してたアスリートクラスの
「メンタル・コーディネート」を親子二人で受講することを提案したのです。

2012年の7月のことでした。
まず最初に、メンタル1コマを受講し、その後続けてバッティング3コマも手塚が担当しました。

そのときのO君を見て、最初に驚いたのは上達屋のスタッフたちでした。
それまで場内で何度も見ていたO君とは、別人のような明るい表情をしてバットを振っていたからです。

このことを、後で手塚に聴いみると・・・
「自分がほんとうにやりたいことを、お父さんに自分の口から伝えることができた。そのとき彼の表情は劇的に
変わったんだ」。

彼のお父さんは、つねづねO君の野球人生が充実した物になることを願っていました。
ただ、そうであってもいやそうだからこそ、身内に”本音”を吐くことは容易なことではないのかもしれません。
メンタルのコーディネートの効用は、実はこういう真剣に戦っている親子にこそ活用して願いたいと考えてスター
トしました。

さて、それ以降のO君はなにか大きな流れをつかんだようでした。
その後アスリート・クラスは計6回受講。

そのなかで、クオ・メソッドを学ぼうと勉強にきていたプロ野球チームのコーチの目にその鋭いスウィングがとまり、
「えっ、中学生? それはすごい。とても良く振れている」と評価されるシーンも。

それまで代打の出番しかなかった彼は、3年生の5月にはチーム4番を任されることになり、状態の良いとき
には、6割の打率とその勝負強さでチームを引っ張りました。

さらには、その活躍ぶりが高校関係者にも認められ、みごとに強豪私学に進学も決定。
この夏、さらなる深化を目指し、親子のチャレンジは続きます。

おめでとうO君! よくぞ続けた。あきらめなかった。
おめでとうございます、お父さん・お母さん。お二人の的確なサポートがあってはじめて彼の持っていた才能は開
花しました。

ここからが楽しいのです。
もちろんたいへんなのは間違いありません。
ただ、その苦しみも情けなさも喜びも、ほんの一握りの野球人にしか味わうことができない”最高の舞台”が、彼を
心待ちにしています。
遠慮なく大暴れしてきてください!



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